システマティックレビュー QUICK QUIZ! (2020年02月26日)
Li et al., (2019) は、STEMI患
者に対する、PCIを施行時のニ
コランジル投与の臨床結果について、メタアナリシスを実施しました。Primary endpoint は、MACE (short-term and long-term)で、Secondary endpoint は、no-reflow現象です。
Li et al., (2019) は、STEMI患
者に対する、PCIを施行時のニ
コランジル投与の臨床結果について、メタアナリシスを実施しました。Primary endpoint は、MACE (short-term and long-term)で、Secondary endpoint は、no-reflow現象です。
ジャーナルの要件は、適切な機関内倫理審査委員会の承認と患者の同意が、論文中または別の文書(例えばカバーレターにおいて)に記載がされる必要があるかについて、ジャーナルによって異なってきます。
全てのレビュアーコメントに番号を付け (もしまだの場合) 、全てのコメントに対して、明白で完全な回答をする必要があります。
臨床試験実施計画書は臨床試験のフレームワークで、それがどのように実施されるか、また研究チームに必要なガイドラインの全てを提供する、概要です。
倫理的アプローチは、論文作成の最終段階にのみ必要なものではありません。研究者は、全ての研究段階において倫理基準に従わなければなりません。
研究成果をジャーナルに投稿する前に、誰が著者か明確にする必要があります。ジャーナル編集者は、著者が誰であるか、そしてその著者がその研究発表における、「著者」の資格があるかを知る必要があるからです。
二重投稿とは、著者が出版の可能性を上げるため、研究論文を二誌以上のジャーナルに同時に投稿することを指します。
科学研究論文の表示項目やイラストは、研究成果の発表に使われ、表や図で構成されています。後者は、グラフや写真、絵、医療画像、図解やチャートを含みます。出版の世界では、すべてのイラストは、通常『フィギュア』と呼ばれています。
エディター、レビューアー、その他の読者は、論文のどこに何が書かれているか、ある程度予想して論文を読みます。
論文が検索されやすいよう、論文内のす重要な用語とフレーズすべてを、アブストラクトとタイトル、キーワードに使用しましょう。
サイエンスは、実は社交性を必要とする職業です。
私達の研究者仲間は、私達にとって共同研究者であり、競合であり、指導教官、そしてレビュアーでもあります。そして学会は、私達が互いに出会い、交流するために、最も重要な手段であることは、間違いありません。
優れたリサーチクエスチョンを設定するには、どのような課題が過去にあり、研究者たちがどのように答えようとしてきたか知る必要があります。
読む論文を決定するには、多大な時間がかかると思うかもしれません。特に、興味があるのが、すでに確立された研究分野であればなおさらでしょう。
医学を学ぶことは、非常に困難です。海外で医学を学ぶことはさらに困難です。英語を母国語としない人が、英語で医学留学をすることは、さらにハードルがあがります。
今までの記事で述べた通り、ジャーナルエディターと査読者は、あなたの研究が既存の文献とどのくらい適合しているかを審査します。また、下記についてもチェックします。
著者:倉地 幸徳 • 私が現役を退いてから既に7年になるが、この10年間の分子遺伝・生物学分野の発展には驚くべきものがある。
キーワードは論文の発見性と可視性における、とても重要な要素です。したがって、あなたの論文に関連したトピックに興味を持つ読者によるインターネット検索において、あなたの論文がより多く検索結果に現れるように、キーワードを注意深く選ぶ必要があります。
研究プロジェクトを開始する前に、徹底的に文献レビュー(先行研究レビュー)を行ってください。文献レビューは、どのような研究がすでに行われたか、どのように行われたか、またどのようなナレッジギャップ(未知の領域)が依然存在しているか、を判断するために必要不可欠です。
読むのは最初、書くのは最後
研究者やジャーナルの編集者には要旨だけを読む人が多いので、論文の要旨は重要です。要旨には研究の詳細が十分かつ正確に要約され、読者があなたの研究とその目的、発見、そして結果が有用かつ重要である理由を理解できるものでなければなりません…
原稿をどこに送るべきか?
適切なジャーナルと出版タイプを選択することが重要です。正しく選ぶだけでも原稿が出版され、コンスタントに引用される可能性が高くなります。 逆に、合っていないジャーナルに原稿を送ることは却下される原因の多数を占めます…
再投稿について 一般的に、ジャーナルは提出形式や、言語についての修正のために約1カ月の猶予を与えます。分析のやり直しや、新たな研究が必要な修正の場合は、約3か月の猶予となります。
学術出版を学術出版たらしめ、同時にその信頼性を保証する特徴のひとつに査読があります。査読の重要性に異議を唱える人はほとんどいません。しかし現在のシステムに欠陥があることは多くの人が同意しています。大きな出版コミュニティが査読の新しいモデルを導入することでこうした欠点のいくつかを解消することを目指しているので…
リサーチクエスチョンを考える際、すでに出版済みの文献(書籍・ジャーナル)や、学会やセミナーを情報源として使う事ができます。