シノプシスとプロトコルを作成する

プロトコル

システマティックレビューには、事前に計画されたプロトコル(あなたが策定した具体的な手法)が必要です。

プロトコルにおいては、後にレビューの手法が変更された場合、明確に説明しなければいけません。これにより、レビューの手法が再現可能となり、結果は客観的で信頼できるものになります。

理想的には、プロトコルおよびすべての変更点について、システマティックレビューそのものが完了する前に、記録して公表するべきです。これは、他の研究者に、あなたの研究が実施されていることを知らしめ、他の研究者により同じレビューが繰り返されることを防ぐためです。

レビューは、論文のバイアスを最小限に抑えるため、系統的かつ透明性を持って実施されるべきです。バイアスの可能性もまた認識されるべきです。

シノプシス(研究概要)

レビューのプロトコルを書く前に、貢献した人、目的および戦略をリストにした簡単なシノプシス(箇条書き概要)を準備しましょう。

シノプシスは、プロトコルを他の形式に作成する際、ガイドとして使うことができます。

  • オンラインレジストリに 登録されたプロトコル (例:PROSPERO)
  • ジャーナルのプレプリントに掲載するためのプロトコル論文 
  • ジャーナルの事前登録に登録済みの論文としてのプロトコル
  • (レビューを終えた後)最終論文の序論と方法の章
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どのようにシノプシスとプロトコルの作成するか、次のコースSLR3: Developing a Systematic Review Protocolで詳しく見ることができます。

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